一般社団法人コンピュータソフトウェア協会

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  4. ブドウ産業高度化戦略

ITを活用したブドウ産業高度化に関する戦略策定

  一般財団法人機械システム振興協会が公募した「平成30年度イノベーション戦略策定事業」において、「ITを活用したブドウ産業高度化に関する戦略策定」事業を受託し、CSAJ内に戦略策定委員会を組織し、具体的な検討を行います。

 

事業実施にあたって

 現在、農業のさらなる発展のためにITの活用が注目されている。すなわち、品種改良のみに頼らず、ITを用いた特別な栽培技術を併用することで模倣を困難にし、農産品の差別化、高付加価値化を実現すること。ITの活用が若手従事者、高齢従事者対策をとして有効であり、労働生産性を向上を期待させることなどである。

 本プロジェクトでは、ブドウ産業が以下に示すようにIT活用にふさわしい環境が整っているため、テーマとして取り上げた。
ブドウ産業においては、生食用、加工品の二方面に用いる上での総合的な高付加価値化のために、IT活用戦略が必要とされており、既に、栽培者、加工業者、研究者などの研究ネットワークや 研究開発プラットフォーム(※) が形成され、各種データが蓄積されており、これらのデータを標準化し、共有する必要性が高まっている。

※農林水産省による研究ネットワークとして、「ICT・AIを活用した次世代のブドウ産業活性化研究ネットワーク」があり、本事業はそのメンバーと協力しながら実施する。なお、当該研究ネットワークは、「健康増進に資する機能性成分豊富野菜」研究開発プラットフォーム、「メロン機能性向上」研究開発プラットフォーム、「ICT・AI活用による高品質ブドウとワイン生産で地域活性化」研究開発プラットフォームと密接に連携して活動している。

 栽培データの標準化とデータの共有化が進めば、ブドウ生産者、ソフトウェア事業者、大学、公的試験所などが、気候条件・栽培条件と作柄との間の因果関係・相関関係についての研究を進め、その研究成果を基に、IT事業者、ブドウ生産者及び関連事業者が連携することで、ブドウ産業の高度化が期待される。

事業の目標

ブドウ産業に関わるデータの標準化とデータの共有化を進め、IT事業者、ブドウ生産者及び関連事業者が連携することで、ブドウ産業の高度化を促進させる。

活動の概要と成果物

Ⅰ.ブドウ産業におけるデータ連携・共有・提供の標準的なモデルの開発

A)データフォーマット及び標準モデルの原案作成
 ・ブドウ産業に関わる育成栽培、生産物の特性や製造・流通過程などのデータフォーマットを策定する。
 ・WAGRI(農業データ連携基盤協議会のデータプラットフォーム)の活用に適合するようなデータ連携・共有・提供方法の標準モデルの原案を作成し、他の関係団体との調整により、これらの普及を目指す。

B)有効性検証実験
 ・上記のデータフォーマット及び標準モデルの有効性検証のため、圃場に設置した環境センサー等のデータを利用した実験を行い、その有効性を検証する。

Ⅱ.ブドウ産業高度化のためのデータ活用戦略の策定

 A)IT事業者、ブドウ生産者及び関連事業者が連携し、データ活用することによるブドウ産業高度化の内容、その社会的・経済的効果をデータ活用戦略として取りまとめる。

 B)利用者ごとに、それぞれの視点を考慮してデータ活用戦略の原案を作成する。

 

成果の展開・活用方法

ご連絡・お問い合わせ先

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ) 事務局 

〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル4F
TEL:03-3560-8440/FAX:03-3560-8441
E-mail:grapes_info@csaj.jp