一般社団法人コンピュータソフトウェア協会

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「愛と繁栄を実現する経営改革」時間を節約できる経営計画

2017.11.01

CSAJ 監事 公認会計士・税理士・ITコーディネータ 山田隆明

 今回はクイズから。
Question.

Answer.
では、それぞれの利益額を計算すると、(単位:万円)

これより、改善案4が最も効果的ということがわかる。
(注意する点は、改善案3は変動費も10%増えることくらいであろう。)
 
 この数値例から次のことがいえる。
改善案4を当初案と比較してほしい。
当初案では1年掛かって稼ぐ利益が100なのに対して改善案4では200だ。
すなわち、当初案は200稼ぐのに2年掛かるところを改善案4では1年で済む。
ということは、改善案4は当初案に比べて時間を1年分節約できることになる。
ここに経営計画の効果がある。
ただし、改善案を考えるのにも時間が掛かる、考えた案を実行に移すにも時間はかかる。その分だけ効果は減少するが、それらマイナスの効果を考慮してもなお経営計画の効果は大きいものがあろう。
一方で、いったん考え出した改善策の中には2年目以降に使い回しが効くものも多いだろう。そのプラス効果を考慮すると経営計画の効果は計り知れないほど大きくなる。

*ご参考 各案の損益計算書

  当初案 改善案1 改善案2 改善案3 改善案4
 
変動費↓ 固定費↓ 売数量↑ 売単価↑
売上高 1000 1000 1000 1100 1100
変動費 600 540 600 660 600
固定費 300 300 270 300 300
利益 100 160 130 140 200

(注)本コラムの内容は筆者個人の見解に基づいており、当協会の見解を示すものではありません。

筆者略歴

山田 隆明(やまだ たかあき)
山田隆明公認会計士事務所 所長
公認会計士・税理士・ITコーディネータ

山田 隆明Twitter

1959年 名古屋市生まれ。東海高校、慶応義塾大学経済学部卒業 。
株式会社インテック(基幹業務パッケージソフトの企画及び販売)、
監査法人(会計監査)を経て、
2003年 山田経営会計事務所開業、現在に至る。
---税務だけでなく、経営判断のための会計、人をヤル気にする会計を。
2009年9月から一般社団法人コンピュータソフトウェア協会監事。